鉄の骨 紹介 感想

「 鉄の骨 」の紹介と感想です。

【送料無料】鉄の骨 価格：1,890円（税込、送料別）

紹介
鉄の骨
著者：池井戸潤
価格：1,890円
出版社：講談社

感想
読みごたえがあります。
ゼネコンの談合を扱っていますが、私は詳しくない分野というか、談合ってニュースとかで時々聞くから、なんとなくわかるけど、「何？」って聞かれたら答えられない･･･というレベルなので、なるほどなーと思いながら読みました。

中堅ゼネコンの現場で働く入社4年目の富島平太。
彼は突然業務部への異動を言い渡されますが、そこは談合課と呼ばれるようなところ。
談合は、もちろん犯罪です。
でもそこには、談合抜きでは生きていけない 公正入札の限界が。

建設業界や東京地検、銀行など、様々な立場から書かれているので、リアリティもあって面白かったです。

ドラマ化もしていますが、ドラマはちょっと話が違うみたいです。

【送料無料】NHK土曜ドラマ 鉄の骨 DVD-BOX 価格：8,978円（税込、送料別）

文庫版も出ています。

【送料無料】鉄の骨 価格：880円（税込、送料別）

タグ：鉄の骨 紹介 感想 池井戸潤

ちょこらん 紹介 感想

「 ちょこらん 」の紹介と感想です。

【送料無料】ちょこらん（1） 価格：630円（税込、送料別）

紹介
ちょこらん
著者：にしがきひろゆき
価格：630円
出版社：小学館

感想
笑いました。
小学１年生とは思えない思考の持ち主、たかはしたかし君。
暴君のあやちゃん。
ちょっとブラックなところもあるけど、思わずぷっと笑っちゃう面白さがある漫画です。

３巻まででています。

【送料無料】ちょこらん（2） 価格：650円（税込、送料別）

【送料無料】ちょこらん（3） 価格：650円（税込、送料別）

タグ：ちょこらん 紹介 感想

ビブリア古書堂の事件手帖 紹介 感想

「 ビブリア古書堂の事件手帖 」の紹介と感想です。

【送料無料】ビブリア古書堂の事件手帖 価格：620円（税込、送料別）

紹介
ビブリア古書堂の事件手帖　栞子さんと奇妙な客人たち
著者：三上延
価格：620円
出版社：アスキー・メディアワークス／角川グループパブリッシング

感想
王様のブランチで２巻が紹介されていたけれど、１巻を読んでいなかったので、１から読もうと思って。
古本屋のイメージに合わない若くて美人の店主、栞子さんは接客業なのに人見知り。
そんなビブリア古書店でバイトすることになったのは本が好きなのに読書が苦手な大輔。

タイトルにも事件と書いてあるように、推理モノです。
古書に関った人達の物語を読み解いていくような。

けっこうあっさり目で、スイスイ読めて面白いです。
２巻も読もうと思います。

【送料無料】ビブリア古書堂の事件手帖（2） 価格：557円（税込、送料別）

タグ：ビブリア古書堂の事件手帖 紹介 感想 三上延

ぼくはお金を使わずに生きることにした 紹介 感想

「 ぼくはお金を使わずに生きることにした 」紹介と感想です。

【送料無料】ぼくはお金を使わずに生きることにした 価格：1,785円（税込、送料別）

紹介
ぼくはお金を使わずに生きることにした
著者：マーク・ボイル
翻訳：吉田奈緒子
価格：1,785円
出版社：紀伊国屋書店

感想
イギリスで１年間お金を使わずに生活する実験をした29才の生活を綴った本です。

彼はトレーラーハウスを不用品交換で入手し、太陽光発電パネルをとりつけて住居にしています。
手作りのロケットストーブで料理をし、石鹸などの生活用品は植物、廃材などから作ります。
衣類も不要品交換会を主催して手に入れています。

ただ着目すべき点は以下の部分です。

この実験で証明したいのは、
「お金がなくても生き延びられる｣
ことではなく、
｢お金がなくても豊かに暮らせる｣
ということ。

お金をかけずに「暮らせる」ことが言いたいのではなく、お金をかけなくても「幸福」になれるということが言いたいのです。

幸せってなんだろうか、自由とはなんだろうかということを考えさせられる一冊だと思います。

ちなみに私は「自由である」ことを望んでいるけれど、それはすごく困難なことだと思っています。
生き物は結局、何かに縛られてしまうものではないでしょうか。
どこかを自由にすると、どこかは縛られるものなんじゃないかと思うのです。

極端なことを言えば、彼のような生活をすると、生活用品を自分で作らなければならないので、そこに時間がとられますが、買えば一瞬で終わります。
そういうことが好きなら、それは「自由」で「幸福」な時間かもしれません。
ただ、そういうことが嫌いだったり、苦手だったりすると、それは「自由」でも「幸福」でもなくなると思います。

私は自由な生活とは、自分が思う「自由」を得るための「不自由」をできるだけなくした人の生活だと思います。
でも、「不自由」は絶対に0にはならないと思うのです。
それに、0になったら人間の成長はそこで終わってしまう気もします。

何言ってるんだかわけが分からないかもしれませんが、こんな感想でした。

タグ：ぼくはお金を使わずに生きることにした 紹介 感想 マーク・ボイル 自由 幸福

阿部和重 川上未映子

阿部和重さんと川上未映子さんがご結婚をされましたね。
おめでとうございます、ということでお二人の本をちょこっと紹介です。

【送料無料】和子の部屋 価格：1,785円（税込、送料別）

紹介
和子の部屋　小説家のための人生相談
著者：阿部和重
価格：1,785円
出版社：朝日新聞出版

一言：阿部さんが10人の女性作家と対談されている本で、川上さんとの対談も載っています。

【送料無料】IP／NN阿部和重傑作集 価格：710円（税込、送料別）

紹介
IP／NN阿部和重傑作集
著者：阿部和重
価格：710円
出版社：講談社

一言：阿部さんの代表作、インディヴィジュアル・プロジェクションと、ニッポニアニッポンが一緒になった本です。

【送料無料】乳と卵 価格：400円（税込、送料別）

紹介
乳と卵
著者：川上未映子
価格：400円
出版社：文藝春秋

一言：川上未映子さんの芥川賞受賞作です。

先日載せた「すべて真夜中の恋人達」も川上さんの作品です。よかったらこちらの記事も見てみてください。
http://ysr-book.blog.so-net.ne.jp/2011-11-17

タグ：阿部和重 川上未映子 結婚 和子の部屋　小説家のための人生相談 和子の部屋 紹介 乳と卵

放蕩記 紹介 感想

「 放蕩記 」の紹介と感想です。

【送料無料】放蕩記 価格：1,680円（税込、送料別）

紹介
放蕩記
著者：村山由佳
価格：1,680円
出版社：集英社

感想
38歳で離婚歴のある女流作家の夏帆が主人公ですが、これは著者である村山由佳さんの自伝的小説です。
ご本人も9割方自分のことだとおっしゃっています。

「決して愛されていなかった訳ではないが、ただその躾の厳しさに対して生まれた憎しみ」
母娘の関係にも色々あると思うけれど、こういう関係もあるのだなぁと思いました。
共感できるところもあるし、そうではないところもあります。

村山さんはインタビューで、「『母を愛せない』っていうことは、この世の中、口に出してもいけないような感じをみんなが持っていて、そのことそのものが罪であるような...。でも、もしかしたらそれを一旦認めたところから新しい関係性が始まるかもしれないんですよね。」とおっしゃっていますが、私は『母を愛せない』ことはなかったし、これからもないと思うので、そういう人って多いのかな、と不思議な感覚でした。

もちろん、口うるさく言われて「もー！」と思ったことはありますけどね（笑）

タグ：放蕩記 紹介 感想 村山由佳

大河ドラマ 平清盛 本

2012年の大河ドラマは「平清盛」ということで、今日は平清盛を扱った本をいくつかまとめておこうと思います。

【送料無料】平清盛 価格：1,575円（税込、送料別）

紹介
平清盛　乱世に挑戦した男
著者：岩田慎平
価格：1,575円
出版社：新人物往来社

一言：清盛の出生、家族について、清盛の目指した理想の国、そして死後まで詳しく書かれています。

【送料無料】平清盛 価格：1,050円（税込、送料別）

紹介
平清盛　源平武将伝
著者：加来耕三／水谷俊樹
価格：1,050円
出版社：ポプラ社

一言：コミックですから大人はもちろん、お子さんでも勉強しやすいかと思います。

【送料無料】平清盛をあやつった女たち 価格：693円（税込、送料別）

紹介
平清盛をあやつった女たち
著者：長尾剛
価格：693円
出版社：河出書房新社

一言：母や妻など、清盛を取り巻く7人の女達の話。清盛についてある程度知っている方はまた違った見方ができて面白いかもしれません。

【送料無料】NHK大河ドラマ 平清盛 完全読本 価格：1,050円（税込、送料別）

紹介
NHK大河ドラマ 平清盛 完全読本
著者：日本工業新聞社
価格：1,050円
出版社：日本工業新聞社

一言：大河ドラマ「平清盛」の出演者インタビューや、ストーリーダイジェスト、相関図、ゆかりの地紹介などなど。ドラマを120％楽しみたい人向けですかね。

まだまだありますが、とりあえずこのぐらいで。

タグ：大河ドラマ 平清盛 本

体脂肪計タニタの社員食堂 紹介 感想

「 体脂肪計タニタの社員食堂 」の紹介と感想です。

【送料無料】体脂肪計タニタの社員食堂 価格：1,200円（税込、送料別）

紹介
体脂肪計タニタの社員食堂　500kcalのまんぷく定食
著者：タニタ
価格：1,200円
出版社：大和書房

感想
体重計や体脂肪計を作っている会社、タニタ。
暗黙の了解で「社員は太ったらいけない」「社員がメタボはマズイ」というのがあるらしい。
納得です。
そしてダイエットにいい料理が本当にたくさん載っています。

食材は野菜が多く、どこでも手に入るようなものばかりで、代用もきくとのこと。
ヘルシーのコツが色々書いてあるし、読むだけでも勉強になります。
レシピも簡潔で分かりやすく、初心者でも作りやすいように書いてあって種類も豊富です。

定食になっているから、メインを作って、副菜は何をあわせようかと考える必要もないので楽ですし、本当にお腹いっぱいになります。
もちろん、他の定食の副菜を選んで作ってもいいと思うし、色々参考になります。

体脂肪計タニタの社員食堂（続）も出ています。

【送料無料】体脂肪計タニタの社員食堂（続） 価格：1,200円（税込、送料別）

こちらには「健康おつまみ」などものっていて、魚料理が多めです。
レパートリーを増やしたい方は2冊買っても損はないと思います。
組み合わせが色々できるので、もう献立で困ることはないと思いますよ。

タグ：体脂肪計タニタの社員食堂（続） 体脂肪計タニタの社員食堂 紹介 感想 タニタ ダイエット

これでおしまい 紹介 感想

「 これでおしまい 」の紹介と感想です。

【送料無料】これでおしまい 価格：1,365円（税込、送料別）

紹介
これでおしまい　我が老後
著者：佐藤愛子
価格：1,365円
出版社：文藝春秋

感想
「我が老後」シリーズが20年目ということで、これでケリをつけるということです。
最後も「粛粛と終る」となっています。

著者の佐藤愛子先生のエッセイは面白い視点から書かれていると思います。
昔の本を久しぶりに出して読んでみてもまた面白いんです。

しかし、佐藤先生は大正２年生まれなので、もう８８歳。
この記事（http://news.biglobe.ne.jp/trend/1125/sgk_111125_2164106529.html）を読むと、「そうかー」と思わざる終えませんが、まだまだがんばっていただきたいなぁ、と思います。

タグ：これでおしまい 紹介 感想 我が老後 佐藤愛子

僕のお父さんは東電の社員です 紹介 感想

「 僕のお父さんは東電の社員です 」の紹介と感想です。

【送料無料】僕のお父さんは東電の社員です 価格：1,470円（税込、送料別）

紹介
僕のお父さんは東電の社員です　小中学生たちの白熱議論！３・１１と働くことの意味
著者：毎日小学生新聞編集部／森達也
価格：1,470円
出版社：現代書館

感想
発売になったばかりですが、以前から一人の小学生の問い掛けが毎日小学生新聞に掲載されたことは話題になっていましたね。

「突然ですが、僕のお父さんは東電の社員です。」

こんな書き出しで始まる手紙は、本当に子供が書いたのかなんてことも言われてましたが、そこは置いておいて、問題はこの意見(手紙）を読んでどう思うか、何を考えるかということだと思います。

悪いのは東電だけ？それとも大人たちみんな？など子供の視点からみた疑問、全国の小中学生が参加した白熱議論から、気づかされること、考えさせられることは多いと思います。

ここまでが良くて、ここからが悪い。
と、はっきり分けるのは難しいことだと思います。
それぞれの立場によっても違うでしょうし。
この大きな問題について、大人も子供も関係なく、みんなで考えていかなければいけないと思います。

タグ：僕のお父さんは東電の社員です 紹介 感想